4. 2022年10月パートの厚生年金適用が拡大へ
10月からは、「被保険者(短時間労働者を除く)の総数が常時100人を超える事業所」に勤め、以下の要件を満たせばパートでも社会保険へ加入できます。
- 1週の所定労働時間が20時間以上であること
- 雇用期間が2カ月を超えて見込まれること
- 賃金の月額が8万8000円以上であること
- 学生でないこと
老齢年金だけでなく、障害年金や遺族年金も充実し、傷病手当金や出産手当金が貰えるようになるのは子育て世帯にとってもメリットでしょう。
厚生労働省の資料より、年金保険料の月額目安と、将来増える厚生年金の報酬比例部分の年金額の目安(月額)を確認します。
目安としてですが、年収120万円であれば保険料で月9000円払い、20年間勤めれば将来の年金が月1万円増えます。
年収150万円なら月1万1600円払い、20年で月1万2900円年金が増える計算です。
これに健康保険料も払うため、手取りは少なくなってしまいますが、将来を考えると年金額が増えるという安心感もあるでしょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)