4. 2022年10月パートの厚生年金適用が拡大へ
10月からは、「被保険者(短時間労働者を除く)の総数が常時100人を超える事業所」に勤め、以下の要件を満たせばパートでも社会保険へ加入できます。
- 1週の所定労働時間が20時間以上であること
- 雇用期間が2カ月を超えて見込まれること
- 賃金の月額が8万8000円以上であること
- 学生でないこと
老齢年金だけでなく、障害年金や遺族年金も充実し、傷病手当金や出産手当金が貰えるようになるのは子育て世帯にとってもメリットでしょう。
厚生労働省の資料より、年金保険料の月額目安と、将来増える厚生年金の報酬比例部分の年金額の目安(月額)を確認します。
目安としてですが、年収120万円であれば保険料で月9000円払い、20年間勤めれば将来の年金が月1万円増えます。
年収150万円なら月1万1600円払い、20年で月1万2900円年金が増える計算です。
これに健康保険料も払うため、手取りは少なくなってしまいますが、将来を考えると年金額が増えるという安心感もあるでしょう。