返金保証をクリアするには条件がある
とはいえ、塾が掲げる返金保証制度は「どんな子でもどの教科でもOK」というわけではありません。
例えば、2008年から成績保証制度を導入している城南コベッツの「成績保証コース」では、以下のような条件を提示しています。
- 公立中学の生徒(国私立中または公立中高一貫在籍者は除く)
- 保証期間は入塾の翌々期まで(第1期4月から7月・第2期8月から11月・第3期12月から3月)
- 保証対象となる科目を週2回受講すること
- 講習会を受講すること
- 遅刻・欠席は月2回までとすること(体調不良による遅刻・欠席を含む。公共交通機関(バスを除く)の遅れは遅延証明書を提出した場合、遅刻とみなさず)
- 宿題は毎回提出する
- 指定する教材を購入する
- 指定する学習量を確保する
- 定期テストの原本(問題・答案)を毎回持参する
つまり、公立中学の生徒であり、苦手な科目の授業を週2回受けて、遅刻欠席をほぼせずに担当の先生が課す宿題をきっちり勉強し提出し、さらに目標達成に向けて指定された学習量に真面目に取り組んでいる。季節講習会にも出て、毎回定期テストの問題や答案を持ってきて、それでも目標の点数に届かなければ返金しますよ、という制度です。