4. 年金から考える老後対策

都道府県別の厚生年金の受給額に視点をあててみてきました。

厚生年金は国民年金より手厚いと言われますが、住んでいる地域により受給額に違いがあるとわかりましたね。

定年退職を迎えて年金だけの収入になると、その暮らしは貯蓄や持ち家の有無、交通手段、物価などに左右されるものです。

加えて、最近では急な物価高があるにも関わらず、年金受給額が0.4%現象するなどシニアにとって厳しい状況が続きます。

年金で足りない部分を支えるのは「貯蓄」です。現役時代のうちから、年金受給額を見据えた貯蓄の形成が必要でしょう。

実りの秋、どんな手段が自分に合うのかをしっかり考えて、貯蓄のスタートを切ってみてはいかがでしょうか。

参考資料

太田 彩子