貯蓄1000万円の働く世帯は何割?金額別に見る
続いて、貯蓄1000万円以上の割合についてみていきましょう。
総務省「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2021年(令和3年)平均結果-(二人以上の世帯)」 をもとに検証します。
仕事をしている世帯にフォーカスした貯蓄額の分布は以下のとおりです。
- 100万円未満:12.2%
- 100万円以上~200万円未満:6.6%
- 200万円以上~300万円未満:6.0%
- 300万円以上~400万円未満:6.0%
- 400万円以上~500万円未満:5.4%
- 500万円以上~600万円未満:5.2%
- 600万円以上~700万円未満:4.9%
- 700万円以上~800万円未満:3.9%
- 800万円以上~900万円未満:3.8%
- 900万円以上~1000万円未満:3.2%
- 1000万円以上~1200万円未満:5.2%
- 1200万円以上~1400万円未満:5.1%
- 1400万円以上~1600万円未満:3.8%
- 1600万円以上~1800万円未満:3.5%
- 1800万円以上~2000万円未満:2.5%
- 2000万円以上~2500万円未満:5.1%
- 2500万円以上~3000万円未満:3.8%
- 3000万円以上~4000万円未満:5.0%
- 4000万円以上:8.5%
該当する人の割合を貯蓄額ごとにランキングすると、1位が100万円未満、2位が4000万以上、3位は100~200万円と、かなり凸凹した印象です。
さまざまな年代を含んだ統計にはなりますが、高額の貯蓄をもつ世帯が2位にランクインしていることに驚いた人も多いかもしれません。
なお、働く二人以上世帯のうち1000~1200万円未満の貯蓄があるのは5.2%です。
貯蓄500万円未満と1000万円以上の世帯は約4割ずつで拮抗しており、世帯間の格差が大きいことが分かります。