「貯蓄1000万円」を達成するのに年収はどのくらい影響があるのか

ここからは、金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(二人以上世帯)」 をもとに年収と貯蓄額の関係を検証していきます。

年収帯ごとにみた、「貯蓄1000万円」を達成している割合は以下のとおりです。

  • 収入はない:4.6%
  • 年収300万円未満:7.6%
  • 年収300~500万円未満:10.5%
  • 年収500~750万円未満:11.0%
  • 年収750~1000万円未満:10.4%
  • 年収1000~1200万円未満:14.8%
  • 年収1200万円以上:11.4%

年収1000~1200万円の世帯は、その他世帯にくらべ3.4~7.2 ポイントほど高い割合となっています。

とはいえ、貯蓄をしている世帯のうちほとんどの年収帯で「約1割程度は貯蓄1000万円を達成している」ことが分かります。

年収が高い人の方が貯蓄をしやすい傾向にあると思いますが、年収にかかわらず「貯めてる人は貯めている」といえそうです。