新たに学ぶ漢字の量もピークを迎える

新学習指導要領になり、小学4年生で学ぶ漢字の量は202字と小学6年間で最多となります。

漢字に関しては小学3年生から難しくなり、苦手な子は正しい熟語の組み合わせを書けなくなってきます。

そして、小学4年生になると新しい漢字をどんどん学ぶため、漢字テストの難易度が高くなります。

小学1年生から3年生の間に習った漢字がうろ覚えのままだと、小学4年生以降では漢字に苦労することが増えていくので注意が必要です。

復習しようにも膨大な量を前にし、子どもの心が折れて中途半端になることもあります。

小学校の漢字テストは先生の方針によって異なりますが、親世代の時のように一発勝負ではなく事前に解答が配布されるケースが増えています。

答えを暗記すれば高得点を取れるのに85点以下という時は、漢字をしっかり覚えきれていないことになります。

「難しくなっている漢字テストだけど8割は取れているし」とは思わず、テストが行われたらその都度見直しをし、しっかり復習をするようにしましょう。

あやふやなままの漢字の存在を無視していると、書けない漢字が増えていきます。

こまめに復習をしていくことで漢字が書けなくなる事態を未然に防ぐことに繋がります。小4の壁を乗り越えるには、地味ですが小さな積み重ねが大切です。