帝国データバンクによれば、2022年の値上げ品目は食品で2万品目を超え、10月には6532品目と今年最多になる見通しです。

同調査によれば11月以降の値上げは年内で2番目の少なさとなっており、値上げピークは一旦落ち着きを見せるようすとのこと。ただ電気代や燃料代、一部の原材料は高止まりが続いており、依然として値上げが続く可能性があります。

特に年金生活をしている方にとっては、2022年度は年金額が0.4%減額されたこともあり、日々の生活費を厳しく感じる方が多いでしょう。

今回のような値上げが起こるとは、これまで想定していなかった方も多いのではないでしょうか。ここにきて老後の貯蓄が気になる方も多いと思います。

今回は主な食品分野の価格改定動向を確認しながら、60歳代に視点を当てて貯蓄をみていきましょう。