単3電池のストック「平均6~10本」でも足りない?

スマホの充電や懐中電灯など何かと重宝する「乾電池」ですが、みなさんが思っているよりも備えるべき本数は必要なよう。

同調査では電池の備えは55.8%の人が「できている」と回答しており、みなさんがストックしている数量は以下の通りでした。

出典:パナソニック株式会社「もしもの備え白書 2022年版」(2022年8月25日 公表)

最も多いのは「6~10本」で36.2%、次いで「1~5本」(29.3%)、「11~15本」(10.9%)。

しかし、パナソニックによると「3日間の備蓄乾電池の目安(単3形)1人の場合…17本(あかり用に3本、スマートフォン充電器用に12本、ラジオ用に2本)※」と紹介されています。

  • ※あかり:1日8時間使用を想定。BF-AL05(乾電池エボルタNEO単3形×3本使用)を使用した場合、強モードで連続約60時間使用可能。/スマートフォン充電器:1日0.5回の充電を想定。BQ-CC87(乾電池エボルタNEO単3形×4本使用)を使用した場合、約0.5回の充電が可能。(単3形乾電池4本を使用して内蔵電池約2,700mAhのスマートフォンを充電した場合。)/ラジオ:家族で1台使用と想定。RF-P155 (乾電池エボルタ単3形×2本使用)を使用した場合。FM受信時 計71時間使用可能。
  • ※電池寿命は、周囲温度20℃で連続使用した場合の目安です。

実際に使用状況や家族の人数によっては、これ以上の本数が必要になる場合もあるでしょう。

また、今回の調査では「乾電池の使用推奨期限を確認したことはない」という人は74.8%でした。

乾電池を準備しているものの「本数が足りない」「使用推奨期限を確認していない」という点が問題になりがちのようですね。

電池はスマホやラジオ、あかりなどに関わる最も重要な備蓄の一つです。

本数を多めに準備し、年1回でよいので使用推奨期限を確認することを心がけましょう。