家を購入する時に必ず検討するのに住宅ローンがありますね。住宅を購入し、住宅ローンを組む年齢は30~40歳代が最も多く、平均年齢は40歳前後です。
35年ローンだと、60歳でまだ住宅ローンの残高があるという方も。とはいえ、借入金はできることなら早くに返済したいものですよね。
今回は2022年8月に人気の住宅ローンを見ながら、60歳代で住宅ローン残高が残っている家庭の金額がどれくらいなのかをみていきます。あわせて、住宅ローンや金利を選ぶポイントと注意点も解説します。
2022年8月人気の「住宅ローン」ランキング
住宅ローン比較サービス「モゲチェック」を運営する株式会社MFSは、モゲチェックを利用して金融機関の住宅ローン事前審査を申し込んだユーザー2864名を対象に、どの銀行への申込みが多かったのかを調査しました(2022年8月3日公表)。
その結果をもとに、まずは新規・借り換え別の住宅ローンランキングをみていきましょう。まずは新規からです。
- 1位:みずほ銀行(24%)
- 2位:auじぶん銀行(13%)
- 3位:イオン銀行(12%)
- 4位:三井住友銀行(11%)
- 5位:PayPay銀行(11%)
最も多いのはみずほ銀行でした。2位以下は僅差ですが、メガバンクである三井住友銀行もランクインする一方で、ネット銀行系の人気がわかります。
次に借り換えも見ていきましょう。
- 1位:auじぶん銀行(32%)
- 2位:新生銀行(15%)
- 3位:PayPay銀行(11%)
- 4位:住信SBIネット銀行(9%)
- 5位:みずほ銀行(8%)
先ほど2位だったauじぶん銀行が1位で32%でした。auじぶん銀行は金利引き下げキャンペーンを行っており、少しでも安い金利を求める人が多いのでしょう。
2位以下はネット銀行などが多く、こちらも金利引き下げキャンペーンを行っている会社に注目が集まっているとわかります。
住宅ローンは返済期間もよく考えておきたいところ。実際に60歳代でどれくらいの人が残っているのか確認しましょう。