【20~70歳代】貯蓄・負債・年収・持ち家率の平均は?
では、年代ごとに貯蓄や負債はどれくらい異なるのでしょうか。
先ほどの内閣府の調査より、20~70歳代の「貯蓄・負債・年収・持ち家率」の平均を確認します。
上記は総務省「家計調査(二人以上の世帯)令和2年」をもとに作成されています。
現役時代の40歳代でみると、「貯蓄1081万円、負債▲1231万円、年間収入786万円、持ち家率78.8%」です。
年間収入が最も上がるのは50歳代で869万円。一方で、貯蓄が最も多いのは60歳代で2384万円になります。老後は年金の不足部分を貯蓄で補う方が多いでしょう。
60歳代以上では持ち家率が9割を超えるので、家賃がいらないという点もメリットです。一方、50歳代では87.4%となっており、持ち家の人が多いものの60歳代以上に比べると低くなっています。