先週末は関東南部でも久しぶりの積雪となりましたね。 交通機関の乱れや慣れない雪かきなど、生活への影響で大変な思いをされた方も多かったのではないでしょうか。
それでも、ふと窓の外に目を向けると、いつもの庭が真っ白な銀世界に変わり、雪と植物が織りなす静かで幻想的な景色に、思わず心を奪われた瞬間もあったはずです。
「きれいだけど、植物たちは寒さで傷んでしまわないかな…」 そんな不安を感じる雪の日こそ、真価を発揮するのが耐寒性の高い植物たちです。
今回は、実際に雪の中でもへこたれずに咲いていたLIMOガーデニング部員宅の「寒さに強い冬の花・植物」を4つご紹介します。地植えと鉢植え、それぞれの管理ポイントもあわせて参考にしてみてください。
1. 3年越しの開花!じっくり育てた「秘蔵のクリスマスローズ」
冬の花の代表格ともいえるクリスマスローズは、耐寒性が高く、半日陰でも育てやすい多年草です。写真の深紅の株は、実生苗として迎えてから3年目にして、ようやく初開花を迎えました。
最初の1〜2年は葉ばかりが増え、「本当に咲くのかな」と半信半疑でしたが、春と秋に緩効性肥料を与えながら育て続けるうちに、株元が少しずつ充実。3年目の冬、葉の間からちいさなつぼみを見つけたときの喜びといったら…。
雪の日には赤い花と白い雪のコントラストが美しく、茎が丈夫なため今回の雪にも耐えてくれました。
※実生苗は種から育てるため個体差があり開花まで時間がかかります。メリクロン苗はクローン苗のため、花姿が安定し比較的早く咲くのが特徴です。
著者
樹木医の鈴森真樹を中心に、日本園芸協会認定ガーデンコーディネーターや第二種電気工事士などの資格保有者などを含めたメンバーで構成される、株式会社モニクルリサーチ運営の『LIMO(リーモ)〜くらしとお金の経済メディア〜』のガーデニング企画担当チームです。
季節の寄せ植えや、初心者でも育てやすい多年草・宿根草、季節を彩る一年草など草花の情報から、室内で1鉢から楽しめる観葉植物や多肉植物のこと、ベランダ栽培もできるハーブや野菜などの家庭菜園企画まで、幅広いガーデニング情報をお届けしています。
ガーデニング関連書籍の企画・編集などの経験者、初心者ガーデナーなどの各メンバーが、それぞれの視点を生かした企画を担当しています。(2026年3月23日更新)。
監修者
LIMO編集部
樹木医/1級造園施工管理技士/ライター
樹木医、1級造園施工管理技士、一般毒物劇物取扱者の資格を持つ、植物と造園の専門家。
日本大学生物資源科学部を卒業後、同大学院にて外来植物について研究し、修士号を取得。大学在学中に参加していた、自然環境保全活動を行うNPO法人のインターンシップでは、都市公園での外来動植物管理や環境教育などの活動を3年間経験し「人と自然との関わり」について実践を通して学んだ。
大学院卒業後はテーマパークの植栽管理業務に7年間従事。多種多様な植物のメンテナンスや空間演出のほか、樹木の診断や安全管理に携わった。現在はくらしとお金の経済メディア「LIMO」でガーデニングやアウトドアに関する記事の執筆や編集・監修を担当。育てやすい植物の紹介や栽培のコツなど、自身の経験と知識をもとにした、わかりやすい記事の執筆が強み。
秋田県在住で、趣味はガーデニングとアウトドア。学生時代のキャンプ場でのアルバイト経験や15年以上の登山歴を持つ。現在は育児中のため、子連れハイキングやファミリーキャンプを楽しみながら、東北の自然を満喫している。