4. 庭が明るくなるビタミンカラー「八重咲きのクリスマスローズ」

八重咲きのクリスマスローズ4/5

最後にご紹介するのは、イエロー系の八重咲きクリスマスローズです。冬の庭はどうしても色味が少なくなりがちですが、こうした明るい色の花が加わると、庭全体の印象が一気に華やぎます。

一つめに紹介した深紅のクリスマスローズは、すっきりとした一重咲きでした。対して八重咲きは花弁が重なり合い、バラのような豪華さを楽しめるのが魅力です。

ただし、八重咲きは花が大きく重みがあるため、雪が積もると頭の重さで茎が倒れやすくなることがあります。茎が細く不安定な場合は、リング支柱などで軽く支えてあげると安心です。

雪が止んだ後には、葉や花の上に残った重たい雪をやさしく払い落とすことで、凍結によるダメージを防ぐことができます。

5. 雪の後にやっておきたい《根腐れ対策のケア》とは?

寒さに強い植物であっても、積雪後のケアをしてあげることで、春に向けた回復がよりスムーズになります。

雪が解けると土の中が水分過多になりやすいため、鉢植えの場合は受け皿に水が溜まったままにならないように注意し、鉢底をレンガなどで少し持ち上げて通気性を確保すると根腐れ防止につながります。

雪の重みや冷たい風で傷んだ葉や折れてしまった葉、変色した古い葉は、株元からハサミでカットしておくと、病気の予防になるほか、株元の風通しが良くなり、春に伸びてくる新芽の生育を助けます。

雪の後は、鉢植えであればできるだけ日当たりが良く、寒風の当たりにくい場所に移動させ、光合成を促して株の体力を回復させてあげましょう。

6. まとめにかえて

関東を襲った突然の雪。真っ白に染まったわが家の庭で、凍えることもなく凛と咲き誇る4つの植物たちをご紹介しました。

なかでも感慨深いのは、植え付けから3年目を迎えたクリスマスローズです。ずっと葉ばかりで諦めかけていましたが、今年、ようやくうつむき加減の愛らしい蕾をつけてくれました。この「待つ時間」さえも喜びへと変わる瞬間こそ、ガーデニングがくれる最高の贅沢かもしれません。

耐寒性に優れた種類を選べば、冬の庭は決して寂しい場所ではありません。

雪の下で静かに、けれど力強く春を待つ命のたくましさ。そんな彼らのエネルギーを味方につけて、今しか出会えない冬の彩りを存分に楽しんでみてください。

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LIMOガーデニング部