さんぽロックの機能
さんぽロックでは、南京錠のロックに加え、ハサミなど子供たちが学校に持ってくるものではいたずらや盗難ができないよう、前面は隙間を埋める構造となっています。
広い接地面の磁石は、横方向へは固くなり動きにくく、上方向には簡単に外れることに着目。
全体80%を覆う広い接地面では、磁石シートが引き出し部分下側の金属面につく仕様にしたそうです。
これにより、教科書など中身が詰まった状態では上方向には動かず、横方向の力には教科書の重さで吸着力が上がり、さらに固くなるという仕組みです。
小学校では頻繁に席替えもあるため、中身がはいっていない状態では、磁石の下側に手を入れて上方向に持ち上げれば簡単に外れる構造になっています。こだわりが感じられますね。
「さんぽロック」という名称には、教科書を固く守り、通学をさんぽにしたいという意味が込められているそうです。