【60歳代】みんなの老後の生活資金源は?
実際に同調査より、60歳代の老後の生活資金源を見てみましょう。
60歳代の老後の生活資金源(3つまで回答)
- 就業による収入:39.5%
- 公的年金:83.9%
- 企業年金、個人年金、保険金:40.7%
- 金融資産の取り崩し:31.4%
- 利子配当所得:8.9%
- 不動産収入(家賃、地代等):5.3%
- こどもなどからの援助:1.3%
- 国や市町村などからの公的援助:2.6%
- その他:5.3%
最も多いのは「公的年金」であり、次に「企業年金、個人年金、保険金」、「就業による収入」、「金融資産の取り崩し」となりました。
年金で不足する部分については、働くか、もしくは企業年金・個人年金や貯蓄からまかなう方が多いようですね。
一方で、利子配当所得や不動産収入など、不労所得を保有している世帯もいます。
年金以外の備えは今の60歳代だけでなく、今後老後を迎える現役世代にも必要なことでしょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。