「介護福祉士の受験資格」4つのルートとは?
介護福祉士の国家試験を受けるには、定められた受験資格を満たす必要があります。受験資格を得るには次の4つのルートがあります。
介護福祉士の受験資格1.養成施設ルート
国や都道府県が指定した養成施設において、介護福祉士として必要な知識と技能を修めて卒業した人が受験資格を得られます。
介護福祉士の受験資格2.実務経験ルート
- 介護現場で3年以上(従業期間3年以上、従事日数540日以上)の実務経験と「実務者研修」を修了した人。
- 介護現場で3年以上(従業期間3年以上、従事日数540日以上)の実務経験と「介護職員基礎研修」と「喀痰吸引等研修(3号研修を除く)」を修了したした人。
なお、介護福祉士の国家試験を受ける人の約9割がこの「実務経験ルート」で受験しています。
介護福祉士の受験資格3.福祉系高校ルート
- 福祉系高等学校(2009年度以降の入学者)において、定められた科目・単位を取得し卒業した人。
- 特例高等学校(専攻科を含む)において、定められた科目・単位を取得し卒業した後、9ヵ月以上(従業期間9ヵ月以上、従事日数135日以上)の実務経験をした人。
介護福祉士の受験資格4.経済連携協定(EPA)ルート
経済連携協定(EPA)介護福祉士候補者として来日し、3年以上(在職期間3年以上、実働日数540日以上)介護等の業務に従事した人は受験資格が得られます。