夏休み真っ盛りの時期ですね。お子様夫婦やお孫さんを見て、若い頃を思い出す方もいらっしゃることと思います。

そんな熟年夫婦にも「若いうちからやっておけばよかった」と感じるものがあるはず。とある調査によると、約4割の熟年夫婦がお金に関する後悔があるそうです。

今回の記事では、そんな熟年夫婦が後悔していることを5つ紹介します。

熟年夫婦が後悔していること5選

松井証券「夫婦の家計管理事情に関する調査」によると、熟年夫婦が若いうちにやっておけばよかったと後悔しているものは次のとおりです。

  • 資産形成・資産運用(37.6%)
  • 定期的な運動(26.0%)
  • 後悔したものはない(24.7%)
  • 旅行(19.9%)
  • 親孝行(18.7%)

およそ4割弱の方が、資産運用や貯蓄を始めておくべきだったと後悔しているようです。

また「これまでの人生を振り返って、いつ頃から資産形成・資産運用を始めるのがベストだと思いますか。」といった質問に対しても、以下のような結果となりました。

  • 独身時代(50.8%)
  • 結婚時(31.6%)
  • 自身あるいはパートナーの出産時(2.5%)
  • 子供の入園時(0.8%)
  • 子供の就学時(6.1%)
  • その他(8.3%)

ほとんどの方が、独身時代や結婚した時から資産形成・資産運用をしておくのが良いと回答。やはりお金に関する問題は、早めの着手が大切なのだと分かりますね。

さらに、若年夫婦を対象に「あなたが、まだやっていないことの中で、やらないことで将来、後悔したくないこと」をヒアリングしたところ、興味深い結果となりました。

  • 資産形成・資産運用(30.9%)
  • 教育計画(26.0%)
  • 出産計画(22.0%)
  • 家計管理(21.3%)
  • パートナーの資産確認(19.8%)

どの世代でも、資産形成・資産運用への関心が高いと分かりました。

次項では、日本の60歳代の貯蓄額について紐解いていきます。