年収400万円台世帯の暮らしぶり
さいごに、総務省の調査における「年収400万円台」の世帯の家庭の状況についてみていきます。
年収400万~450万円世帯「家族のすがた」
- 世帯主の平均年齢・・・50.7歳
- 世帯人数の平均・・・3.10人 (うち18歳未満の世帯人員・・・0.81人)
- 世帯主の配偶者のうち女性の有業率・・・39.1%
年収450万~500万円世帯「家族のすがた」
- 世帯主の平均年齢・・・49.8歳
- 世帯人数の平均・・・3.18人 (うち18歳未満の世帯人員・・・0.85人)
- 世帯主の配偶者のうち女性の有業率・・・48.2%
世帯主は50歳前後で、これから大学進学を迎える子どもが1人いるかいないか、が平均的な家族のすがたとなっています。
同じような稼ぎでも、ライフスタイルや家族構成はそれぞれ異なりますよね。
お子さんが学齢期であれば教育費の準備が必要ですし、住む場所や共働きかどうかでも、家族のお金事情は当然変わってくるでしょう。
平均を軸に「我が家」を考えた場合、「子どもがいる分、貯蓄はもっと必要だ」「自分の年齢を考えれば、まずまず貯蓄できている方だ」など判断しやすくなるでしょう。
今回は年収400万円という、いわゆる「ふつうの世帯」のお金事情にフォーカスをあてましたが、平均を軸に考えることは、どのような年収の方にとっても参考の一つとなるでしょう。