4. 年金額にも格差あり。老後対策はどうすれば
現役時代の給与に格差があるように、厚生年金にも格差があります。年収をあげれば将来の年金にも直結するため、スキルアップを図りたいところです。
また女性の場合は、パートで年収を抑えながら扶養内で勤務する方も多いです。2022年10月からはパートでも社会保険に加入する要件が緩和されるため、扶養を外れるか悩む方も多いでしょう。
引かれる保険料が発生する以上、額面以上に手取りが増えないことにはなりますが、将来の年金は手厚くなります。
現在の年収だけでなく、将来の年金額まで見据えた上で、働き方を考えてみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 日本年金機構「令和4年4月分からの年金額等について」
- 厚生労働省「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」(2021年12月)
- 日本年金機構「保険料額表(令和2年9月分~)(厚生年金保険と協会けんぽ管掌の健康保険)」
太田 彩子