子育て医療費助成

子どもが病院を受診するとき、保険証と一緒に受給者証を提示することで、医療費の自己負担が軽くなる制度があります。

自治体によって「子ども医療費助成」「乳幼児医療費助成」などの名称は変わりますが、現在はすべての都道府県、自治体で実施されています。

しかし、都道府県や自治体によって所得制限があるところも存在するのです。

厚生労働省「令和2年度 乳幼児等に係る医療費の援助についての調査」によると、通院での受診に所得制限を設ける都道府県は28、入院での治療に所得制限を設ける都道府県は27です。

都道府県では所得制限に引っかかっても、市区町村で独自に支援するケースもあります。しかし、通院での受診に所得制限を設ける市区町村は242、入院での治療に所得制限を設ける市区町村は237です。

上記のように全ての地域で所得制限がないわけではないので、子どもの医療費を負担している家庭もあるでしょう。