買って後悔する投信1. 他人に勧められてなんとなく買った

投資信託は商品の数も多いため、投資初心者の方は商品選びでつまずいてしまうというケースも非常に多いです。

そのためか、ネットやSNSで「投資初心者向けオススメの投資信託」などを紹介されているのを見ると、「この人が紹介しているから」と安心して同じ投資信託を購入される方もいますが、これはオススメできません。

なぜなら、オススメ商品の中にはハイリスクで値動きが激しいものもあり、暴落時に投資初心者の方が「こんなに値動きがあるものはこわい」という理由で投資をやめてしまうというケースもあるからです。

自分がどこの地域のどのような資産に投資をしていて、リスクはどのくらいあるか把握しておくことは、運用を長く続けるうえで大事なことです。

人に勧められたものに投資をするのが悪いことだとは思いませんが、きちんと商品の内容を理解し、リスクも把握した上で商品を購入するかどうか決めるようにしましょう。

買って後悔する投信2. 運用コストが高い

投資信託を選ぶ基準の1つに、運用や管理にかかるコスト「信託報酬」というものがあります。

私たちが購入できるインデックス投信の種類はたくさんありますが、実は、同じベンチマーク(日経平均株価やNYダウなど)を目指すものであれば、投資自体の成績はほとんど変わりません。

そこで注目したいのが、運用コストです。投資しても同じぐらいの運用成績なら、運用コストが低くて、その分投資に回るお金が多いものの方がいいですよね。

手数料にお金を取られて運用効率が悪くならないよう、特定のベンチマークのインデックス投信を購入するときは、手数料で比較して決めてみると良いかもしれませんね。