エンディングノートを作成するメリットとは
エンディングノートを作成するメリットは、なんと言っても、遺された人の負担を減らせることです。
同時に、現在の自分の状況が把握でき、今後自分がどのように生きるかを再考するきっかけにもなります。
充実した人生で最期を迎えるためにも、エンディングノートを作成する意義は十分にあるといえるでしょう。
エンディングノートの書き方のコツと注意点
エンディングノートを書こうとして、最初から完璧なものにしようとする人がいます。
しかし、膨大な資料を間違いなく完璧に書き記すことは不可能です。書き進むにつれ、調べなければいけないことも出てくるでしょうし、考えが変わる可能性もあります。
エンディングノートを作成する時は、自分が把握している範囲から書き進めることや、調べなければ分からない内容が出てきた場合は、期日を決めて調べることが大切です。
いつか調べようと思ってそのままにしておくと、いつまで経ってもエンディングノートが完成しないという事態を招きかねません。
また、エンディングノートは定期的に見直すようにしましょう。その後の生活によっては、記載した内容が変化することも考えられます。
また、最近問題になっている「デジタル遺産」には、特に注意が必要です。
自身が使っているパソコンのパスワードやインターネットバンキングのIDやパスワードなどについては、必ず記載しておきましょう。
そして、保管する際には簡単に見られない場所を選び、信頼できる人を1~2人決めてその人だけに保管場所を知らせことも大切です。
参考資料
新井 智美