終活ノートとも言われるエンディングノートは、自分が亡くなった際に自分の財産がどのくらいあるのか、そしてそれをどのように分けて欲しいのか、また葬儀の形の希望などさまざまな内容を記載するものです。

エンディングノートには法的拘束力はなく、遺言書のように、その内容に基づいて遺産相続を行うことはできません。

出典:法務省 自筆証書遺言書保管制度「03 遺言書の様式等についての注意事項」

ただ、「亡くなった時にどうして欲しいか」といった内容を記載しておくことで、遺された人は、故人の意志に基づいた方法でさまざまな問題に対応できます。

今回はエンディングノートに記載してきたい内容と、作成するメリット、さらには書き方のコツや注意点についても解説します。