エンディングノートの内容3. 葬儀形式やお墓のこと
もし、自分が亡くなった際にどのような葬儀方法にして欲しいのかという希望を書いておくと、遺された遺族の負担が軽くなります。
葬儀方法の内容を調べ、自分が希望する葬儀方法と、葬儀費用をどこから捻出するかも記載しておくとよいでしょう。
また、自分が先祖代々のお墓に入りたいのか、それとも違う方法を選ぶのかも、必ず記載しておきましょう。
最近は樹木葬などが増えていますが、事前に契約した納骨場所や霊園の担当者名および連絡先などを記載しておくと、葬儀後の納骨もスムーズに進みます。
エンディングノートの内容4. 保有している財産のこと
自分が保有している財産の詳細については、親族でも知り得ないプライベートな内容です。だからこそ、エンディングノートにはもれなく記載しておく必要があります。
預貯金については、どこの金融機関の口座にいくら預けているのか、また届出印の保管場所も合わせて記載しておきましょう。
さらに株式などといった有価証券がある場合は、どの証券会社の口座に預けているのかを記載しておくことが大切です。
最近では、ネット銀行やネット証券が登場し、届出印ではなく、ユーザーIDやパスワードが必要なケースが多く見られます。ネット系の金融機関を利用している場合は、それぞれのIDやパスワードを正しく記載しておきましょう。
さらに重要なのが保険です。どの保険に加入しているのか、保険証書はどこにあるのかなど、一覧にして分かるようにしておくと、遺された人も手続きがしやすくなります。
エンディングノートの内容5. 各種連絡先
自分に何かあったときに連絡して欲しい知人や友人のリストも作成しておきましょう。その際には、どのような時に連絡して欲しいのかまで記載しておくと親切です。
また、保険関係について、担当者への連絡が必要なら、担当者名や連絡先もきちんと記載しておくようにしてください。