「住民税非課税」になる年収はいくら?
収入から経費を引いた金額を「所得」といいます。
とは言っても、会社員などの給与所得者の場合は「経費」という概念がありません。そこで、「給与所得控除」を引くことができます。自営業者の場合は、売上から経費を差し引きます。
額面からこうした控除を引いた金額を、「合計所得金額」といいます。
先ほど確認した東京23区の場合は、前年の合計所得金額が45万円以下なら扶養家族の有無にかかわらず非課税となります。
では、合計所得金額が45万円以下というのは、年収で見るといくらなのでしょうか。大阪市の例をもとに確認しましょう。
個人市・府民税非課税限度額・所得割非課税限度額の一覧表(給与所得者)
- 単身:100万円以下
- 夫婦:156万円以下
- 夫婦と子ども1人:205万9999円以下
- 夫婦と子ども2人:255万9999円以下
※給与所得者が配偶者を扶養する場合
個人市・府民税非課税限度額・所得割非課税限度額の一覧表(年金受給者(収入は年金のみ))
- 単身世帯(65歳以上):155万円以下
- 夫婦世帯(65歳以上):211万円以下
※公的年金受給者が配偶者を扶養する場合
実際にはお住まいの地域や家族構成などによっても変わるため、詳細は自治体のホームページで確認したり、窓口で問い合わせたりしましょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)