海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、海外で動物保護をしている@mbwa_wa_africaさんのInstagramアカウントの投稿。

バッグの中に入れられて弱っていた犬が、保護されて元気になった姿を動画で紹介してくださっています。

執筆時点で1289回再生されるなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、犬猫の入手経路や経費の現状についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

LIMOアニマルストーリー部
バッグに閉じ込められていた傷だらけの犬が保護され、温かいケアによって元気になる姿を追った話題の投稿を紹介します。
発見当時はひどく痩せて怯えていたワンちゃんが、優しい手当てと愛情を受けて心を開き、幸せを取り戻していく物語に心が温まります。
また記事後半では、こうした動物の命を救う獣医師や動物看護師の年収など、現場を支える専門職の知られざるお金の現実についてもわかりやすく解説します。

1. この記事の3つのポイント

  •  バッグの中に入れられていた、やせ細って健康状態の悪い犬を保護
  •  治療を受けさせ、信頼関係を育み、幸せに暮らしている様子をお伝え
  •  「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?

2. 【バッグの中に入れられていた犬】痩せこけて体は傷だらけ…寄生虫もびっしり

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出所:@mbwa_wa_africa

出所:@mbwa_wa_africa

海外のSNSで話題になっているのは、バッグの中に入れられていた犬を保護したという動画です。発見された犬はゾーイという名前で呼ばれています。

発見当時は非常に瘦せこけ、体にはいくつもの傷跡が…さらに寄生虫もびっしりついたひどい状態でした。

彼女は大変怯えており、目にも力がありません。どれだけ辛い目にあったのでしょうか。

3. 【治療を開始】手厚いケアを受けるゾーイ

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出所:@mbwa_wa_africa

出所:@mbwa_wa_africa

保護されたゾーイは動物病院に連れて行ってもらい、体に巻き付いていた紐を切ってもらったり、入浴させてもらったりするなど、手厚いケアを受けました。

とはいえ、簡単には心を開けないようで、恐怖から噛みつこうとする様子も見せています。

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出所:@mbwa_wa_africa

出所:@mbwa_wa_africa

それでも保護スタッフはゾーイと信頼関係を築くため、根気よく温かく接しました。

手からおやつをあげたり、おもちゃを与えたり、忍耐強く努力した結果、日を追うごとにゾーイも少しずつ心を開いてきたようです。

4. 【他の犬との触れ合いもできるように!】意外なほど穏やかに挨拶を交わすゾーイ

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出所:@mbwa_wa_africa

出所:@mbwa_wa_africa

 人間との信頼関係もずいぶん育まれた頃、スタッフはゾーイを他の犬と触れ合わせることに。友達を作ってあげようとしたのです。

すると意外なほどスムーズに、他の犬と交流することができました。

それからは、彼女は誰かと一緒に過ごすことを好むように。

現在は散歩で探検したり、いろいろな場所の匂いを嗅いだり、恐怖から解放されて幸せな時間を過ごしています。

コメント欄を見ると

  • 「彼女を助けてくれてありがとう!」
  • 「かわいそうな子ね」
  • 「あなたは本当にすごいわね」

など、ゾーイの境遇に同情する声や、保護した人への称賛がたくさん寄せられています。

発見が遅れていたらどうなっていたのか、心無いことをした人の仕打ちに心が痛みますが、彼女が救われて本当に良かったですね。

これからは信頼できる飼い主さんやお友達の犬達と楽しい日々を過ごせますように!

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。 

5. 著者からの一言コメント

ライター 日野いとり
健康状態が悪い犬をリュックの中に入れて放置するなんて、怒りと悲しみを感じました。手遅れになる前に発見されて本当に良かったですね。
現在の幸せそうな姿を見て、トラウマを克服して幸せな毎日を過ごしてほしいなと思いました。

6. 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?

獣医師の平均年収は680万5000円5/5

獣医師の平均年収は680万5000円

Lee Charlie/shutterstock.com

レスキューされた動物の病気やけがを治療したり、避妊・去勢手術といった医療措置をおこなうのが獣医師や動物看護といった動物医療専門職です。

ここでは、動物たちの命を救い、守るために大切な役割を担う彼らのお金事情について紹介します。

厚生労働省が、「令和7年 賃金構造基本統計調査」を元に公表している就業者統計データによると、全国の獣医師の平均年収は680万5000円。平均年齢は38.7歳。

また、動物看護の仕事に従事している人の平均年収は351万9000円、平均年齢は38歳という結果になっています。

命を預かるハードな業務内容に対し、給与や労務環境の整備が課題となる側面もあるのが実情です。

日本動物看護職協会が2020年7月1日に公表した「動物看護師の勤務実態に関するアンケート調査」によると「現在の給料に満足していますか?」という質問に対して、「満足」と答えた人の割合が7.8%なのに対し、「不満」が35.1%、「非常に不満」が19.4%と過半数の人が現状に満足していないと回答しました。

一方で、2022年には「愛玩動物看護師」が国家資格化され、現場での役割はさらに重要性を増しています。

社会的ニーズが高まる中、動物医療を支える専門職の待遇や年収が今後どう推移していくか注目されます。

〈〈「猫がいるくらしとお金」についてもっと知りたい方はこちら〉〉

参考資料

日野 いとり