5. 60歳代はたらくシニアの実情
多くの人が、60歳以降も経済的な理由から働いていることがわかりました。
その背景には年金額が乏しいこと、また充分な貯金額が貯められなかったことがあると考えられます。
老後も少ない年金額をカバーするために働き続けるとなると、最も大切なことは健康です。
とはいえ、年齢を重ねるに連れて健康リスクが高まることは避けられません。働きたくても病気などで働けなくなった場合、高額な治療費をカバーできるように、まずは健康なうちから保険で準備しておくといいですね。
また、老後に向けた貯蓄作りをなるべく早くスタートさせましょう。
若いうちから貯蓄の一部を「老後用」に確保できていれば、老後、心の余裕が生まれることでしょう。
貯蓄作りには、iDeCoやNISAなど資産運用の制度を取り入れると、効率よくお金がたまります。
ぜひ年齢や予算などに応じて自分に合った貯蓄の方法を考えてみてくださいね。
参考資料
西森 遥
