生きていく上で必要不可欠な「お金」ですが、「稼いでいるのにお金が全然貯まらない…」と嘆く方もいるのではないでしょうか。
1958年、イギリスの歴史学者・政治学者のシリル・ノースコート・パーキンソンが提唱した『パーキンソンの法則』の第2法則では、人は「支出の額は収入の額に達するまで膨張する」と説かれています。
要するに、人間は「お金などの資源をあるだけ使ってしまう」ということを表しており、貯蓄に取組む際の戒めと言葉となりました。「収入が増えたはずなのにその分支出も増え、お金がまったく貯まらない」というエピソードが代表的ですね。
「貯蓄上手な人=高収入」「貯蓄下手な人=低収入」という訳ではありません。「貯蓄上手な人」と「貯蓄下手な人」のそれぞれの習慣があります。
今回は銀行員の経験をもとに、無意識にしがちな「貯蓄下手な人」の特徴についてまとめました。
「貯蓄下手の人」にありがちなNG行動1.収支が把握できていない
「貯蓄下手な人」の共通点として、「何にお金を使ったか把握できていない」方々が多い印象があります。収支状況が把握できないために、お金が貯まりにくい環境になり、悪循環が発生するのです。
対して、「貯蓄上手な人」の共通点として、収支状況を把握するために「お金の見える化」を実践している方々が多いです。
「毎月の家計の収支と支出のバランスが取れているか」をチェックする習慣ができているため、計画性のない支出を抑えられます。
最近では、スマホで管理ができる家計簿アプリやレシート管理のアプリなど便利なツールが沢山あります。まずは、自分が取り組みやすい方法で家計を記録し、的確に収支を把握しましょう。
著者
滋賀県彦根市出身。龍谷大学国際文化学部卒。大学卒業後、滋賀銀行に入行。主に個人向けコンサルティング営業に従事。若年層から富裕層までの幅広い層のお客様に対応し、これまで1000世帯以上の資産運用に関する相談経験をもつ。資産形成から相続サポートまでのライフステージに応じた相談を得意とする。社内研修の講師を務め、若手社員の人材育成に貢献。社内表彰多数。現在は個人向け資産運用会社にて、資産運用のサポート業務をおこなう。一種外務員資格(証券外務員一種)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)を保有。
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)