3. 不動産投資先にワンルームマンションを選ぶデメリット
ワンルームマンション投資におけるメリットについてご紹介しました。
一方マンション投資で生じるデメリットには、以下のようなものが挙げられます。
- 空室リスクに対する耐久力が低い
- 物件価格の下落に注意する必要がある
それぞれ詳しく見ていきましょう。
3.1 空室リスクに対する耐久力が低い
ワンルームマンション投資に取り組む際は、空室リスクに気をつける必要があります。
一棟買いであれば、数部屋が空室になったとしてもすぐに家賃収入が途絶えることはありません。
しかしワンルーム投資の場合は、その1部屋が空室になると家賃収入がゼロになってしまいます。
そのため複数のワンルーム物件を所持し、リスクを分散する投資家の方が多いです。
3.2 物件価格の下落に注意する必要がある
不動産投資全般に言える話ですが、建物の価値は、築年数と共にどうしてもすり減っていきます。
さらにマンションは新築ブランドが強いため、築年数が1〜2年ほど経っただけで、物件価格が1割以上減少する物件も珍しくありません。
そのため、物件価値が下落することを見越して物件を選ばなければなりません。
物件の資産価値は、周辺環境や立地、建物の設備や修繕計画など複合的な要因の影響を受けるものです。これらをよく検討して物件選別するようにしましょう。
※減価償却には含まれない土地ですが、一戸建ての場合、「土地」全体を所有しているため、売却などを考える場合には比較的資産が残りやすく、一戸建てと比べてワンルームマンション投資は土地の資産が少ないため、デメリットになると考えられます。
また、ワンルームマンション投資を始められる際は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
※この記事はLIFULL HOME'S 不動産投資コラムより提供を受けたものです。
参照記事
LIFULL HOME'S 不動産投資編集部