2. 不動産投資先にワンルームマンションを選ぶ理由・メリットは?

ワンルームマンション投資が人気を集めている理由・メリットとしては、以下のようなものが挙げられます。

  • 購入資金が少なく済むので初心者でも取り組みやすい
  • ローンを完済すれば担保にできる
  • より収益性の高い年金対策になる
  • 株式投資に比べて安全性が高い
  • 海外の投資家からも注目を集める安定した利回り
  • 耐用年数が長く減価償却の節税効果を受けやすい

ワンルームマンション投資の特徴をひもといて、メリットを1つ1つ見ていきましょう。

2.1 購入資金が少なく済むので初心者でも取り組みやすい

ワンルームのマンション投資は一棟買いに比べて少ない資金で始められるので、初心者でも取り組みやすい不動産投資です。

ワンルーム投資を不動産投資の入り口に選ぶ方も少なくありません。

不動産投資に関わる税制や法令は複雑なので、まずはワンルーム投資から初めて不動産投資の決まりやコツを掴んでから拡大する、という方法はお薦めです。

2.2 ローンを完済すれば担保にできる

ローンを返済して自分の物件にしてしまえば、その物件を金融機関で担保に入れて新たな融資を受け、さらに不動産を拡大していくことができます。

実情として、ローンの残債が残っている物件を担保に入れることは難しいです。そこで、繰り上げ返済を活用して早めにローンを完済してしまえば、その分資産を拡大していくスピードを上げながら不動産投資に取り組めます。

不動産投資を広げるためのステップとして、ワンルームマンション投資ならローンで借り入れる金額が比較的安く済み、ローン完済までの期間も短くすることが可能です。

少ない資金から不動産投資を始めて高額の物件に手を伸ばすためには、ワンルームのマンション投資は魅力的な選択肢の1つといえるでしょう。

2.3 完済すれば自分の資産となり年金対策となる

ワンルームマンション投資は、年金代わりとして活用することができます。

サラリーマンの方の場合、給与所得のあるうちにローンを完済してしまえば、定年退職後は家賃収入が収益として手元に残り、年金対策となるわけです。

賃貸経営を管理会社にお任せすれば、自分自身の手間をかけることなく収入を得られるというのも、不動産投資が年金代わりに向いているポイントでしょう。

超高齢社会を迎えた日本では、年金制度の維持についても危機感を抱いている若年層が多く存在します。

実際に、政府も個人型確定拠出年金(iDeCo)の税制優遇措置を勧めることで「個人での資産運用」を推奨しているのです。

公的年金に頼るより、自身で資産運用した方が収益性・安全性共に高いと考える人が増えているのも事実でしょう。

このような情勢も追い風となって、初心者でも取り組みやすいワンルームのマンション投資に注目が集まっています。