厚生労働省による「基礎年金の目減りを抑える方策」について、早ければ今夏にも検討する予定だと各種メディアで報じられています。
基礎年金とは、日本に住む20歳以上60歳未満が原則加入する公的年金のうち、1階部分に位置する年金。いわば年金のベースとなるものです。
老後の柱となる基礎年金ですが、直近である2020年度のデータによると、2020年8月14日に振り込まれた基礎年金の平均額は11万2504円。
しかし、これは月額ではありません。年金は前月までの分を2ヵ月まとめて支払われるため、2ヵ月分の金額なのです。
つまり、月平均にするとたった5万6252円。これでは老後が心もとないと感じる方も多いのではないでしょうか。
詳しくみていきます。