室内で過ごすことが多くなる夏。庭でキレイに咲いている花をムダにしないように、切り花にして部屋に飾ってみませんか。

気温や湿度が高い夏は切り花も傷みやすくなり、数日経つとグッタリしてしまうことも少なくありません。

今回は夏の切り花をできるだけ長い間咲かせるコツを紹介します。夏に咲く切り花にオススメの花も見ていきましょう。

暑い室内で切り花がグッタリ…花が長持ちしない理由

水の温度が高くなる

夏は室内の温度が高くなり、花瓶の水温も同様に上昇します。気がつくと水が温かくなっていたということも。ぬるま湯に浸かったままでは、元気な花もグッタリしてしまいます。

雑菌が発生しやすい

水温が高いと雑菌が発生しやすくなります。雑菌は茎の中に侵入して導管を詰まらせてしまいます。花瓶の内側にもカビが生えやすくなり、汚れた水を吸って切り花が傷んでしまうのです。

生長スピードが早くなる

切り花にした花は日々生長します。気温が高い夏は植物の生育が活発に。開花して散るまでの期間もほかの季節より短めです。