年金だけに頼らない老後の収入

以上、高齢者世帯の収入事情を振り返ってきました。

公的年金・恩給を受給している高齢者世帯の中で「公的年金・恩給の総所得に占める割合が100%の世帯」が約半数となり、非常に多くの世帯が年金に依存していることもわかりました。

しかし、工夫次第で年金以外にも、株式の配当金や家賃収入といった収入源を作ることは可能です。

むしろ、年金の受給額には上限がある一方、株式の配当金や家賃収入にはありません。

「貯蓄は50歳を迎えてからでいいか」と考えていると、いざこういった多様な選択肢を知った際、それまでの期間に実践してこなかったことを後悔してしまうかもしれません。

「できることは、早めにコツコツと」を意識して、今からできることを考えるのも重要でしょう。

コロナの影響で外出を避ける方は、おうち時間などを使って、ぜひ考えてみてはいかがでしょうか。

参考資料

石津 大希