日本証券業協会は2022年7月20日、政府が掲げる資産所得倍増プランについて、NISAの恒久化などを盛り込んだ提言をしました。
資産所得倍増プランは、預貯金を多く持つ高齢者に投資を促し、「貯蓄から投資へ」の流れをつくる狙いがあるようです。
では、65歳以上無職世帯の貯蓄事情の実態はどうなのでしょうか。
私は以前、生命保険会社に勤務し、数多くのお客さまから老後のお金の相談を受けてきました。
その経験もふまえ、今回は65歳以上の無職世帯で「老後資金2000万円」以上を持つ世帯の割合を確認しながら、セカンドライフに向けたお話をしていきたいと思います。