欧州を中心に、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンで動く従来の内燃機関車の新車販売禁止の流れで、自動車の電動化が注目されています。

自動車の電動化とは、電気を動力として使う自動車の事を表しており、内燃機関とモーターを使って走行するハイブリッド車(HEV)や、燃料電池内で水素と酸素の化学反応によって発電した電気エネルギーでモーターを回して走る燃料電池自動車(FCEV)などがあります。

その中でも一番注目されているのがバッテリー内の電気を使用して走行するバッテリー式電気自動車(BEV)でしょう。

BEVを製造する自動車会社は世界中に存在しますが、日本国内でBEVに力を入れているのが日産自動車です。

日産は、2010年にハッチバイクタイプのBEV「リーフ」を発売。

2022年現在は、リーフ以外にも、軽トールワゴンタイプの電気自動車「サクラ」や、SUVタイプの電気自動車「アリア」が販売されています。

そんな日産の電気自動車の中でも、アリアは日産初のSUVタイプの電気自動車。日産の電気自動車の中でも一番高価なモデルであり、新時代の日産の電気自動車として注目されていますが、一体、どのような車なのか紹介します。