3. 三菱eKクロススペースとスペーシアギアの違いとは
エクステリアは三菱eKクロススペースは、ダイナミックシールドとクロームグリルなどを採用。
アウトドアイメージを出しつつも高級感を出して、クロスオーバータイプの車が好みのユーザーだけでなく、高級感を重視した軽自動車が欲しい人を取り込もうとしているのに対し、スペーシアギアは、丸形ヘッドライトやポップなカラーリングを採用することで、アウトドアイメージを打ち出していることに違いがあります。
内装も三菱 eKスペースクロスは、質感を重視したファブリックや合皮シートなどを採用することで一般的な乗用車として、スズキ スペーシアギアは汚れに強い防汚仕様の荷室フロアや撥水加工を施したシートを採用するなど、川遊びやマリンスポーツ、スノーボードといったアウトドアアクティビティを楽しみたい人を重視しています。
軽スーパーハイトワゴンの中では、比較的マイナーな三菱 eKクロススペースですが、愛用者が少なからずいます。オーナーが利点として多く挙げているのがエクステリアです。
eKクロススペースと同価格帯の軽スーパーハイトワゴンでは、所謂カスタムモデルと呼ばれるエアロパーツやメッキグリルなどを多用したモデルが多くあります。
eKクロススペースは、それらカスタムモデルと比較すると、三菱の特徴であるダイナミックシールドを採用しつつ、グリル自体にはメッキの使用を抑えることでワイルドながらメッキ加飾が好みではない人に支持されています。
また、インテリアに関しても、アウトドア仕様の自動車では珍しくあえて上質なデザインを採用したのもオーナーに支持されており、他社の軽スーパーハイトワゴンの上級グレードと比較した人だけでなく、大型ミニバンから乗り換える「ダウンサイザー」にも支持されています。
他にも、オーナーから高い評価を得ているのが乗り心地で「他社の軽スーパーハイトワゴンよりも乗り心地が良い」「屋根が高いスーパーハイトワゴンとしては違和感が無く走ることができる」と評価しているオーナーもいます。