老後に向けた投資・資産運用を

老後資金の準備は、ライフプランを考える上で最も難しいと言えます。

その理由は、マイホームや教育資金といった大きな資金準備が求められ、「老後のことまでお金の余裕が回らない」と先延ばしになってしまいがちであること。また「老後何歳まで生きるか分からない」中で具体的な金額が存在しないことなどが挙げられるでしょう。

仮に、30歳の方が65歳までの35年間で老後資金2000万円を貯金だけで準備しようと思うと、毎月5万円程度の貯金をしていく必要があります。

お子さんがいたり、扶養者がいたりする方にとっては、老後のためだけに毎月5万円の貯金をしていくのは、かなりの負担となります。

上記のように貯蓄で迷われている方は、資産運用も取り入れることを検討してみてはいかがでしょうか。

確かにリスクはありますが、投資信託の仕組みや運用のポイントをしっかり押さえれば、高いリターンを充分に狙っていけるでしょう。

マイホーム資金や教育資金でお金がかかる中だからこそ、少額でもスタートさせることで老後資金も並行して準備をしていけます。

「先見の明」を持って余裕のある資産準備をすることで、安心した老後を迎えられるようにしていきましょう。

参考資料