4. 60歳代以上は年金や退職金をどう使うか
次に、60代の老後資産(年金・退職金)に関する実態と意識についても見ていきましょう。
年金を受け取っている割合は83.1%となりました。
受給開始年齢は、「60歳」(36.0%)が最も高く、「65歳」(26 .2%)が続きます。
年金受給前の貯蓄額(年金非受給者は現在の貯蓄額)は、「100万円~500万円未満」(14.7%)が最も高くなっています。
また、退職金受取者の使い道は、「預貯金」(59.3%)が最も高くなりました。
ついで、「日常生活費への充当」(25 .6%)、「旅行等の趣味」(21.7%)、「住宅ローンの返済」(20.8%)となります。
退職金の使い道は、投資信託商品保有経験別でみると、現保有者では「資産運用のための金融商品の購入」は約5割と高くなっています。