2020年の今日、公開された記事をプレイバック!もう一度読み直したい、「編集部セレクション」をお届けします。
(初公開日:2020年7月16日)

自分の年収なら源泉徴収票で確認できますが、定年退職の年齢まで勤務した場合、トータルでどのくらいの収入になるのか考えたことはありますか。社会情勢により転職の必要性に迫られることもあります。転職の有無により、生涯年収はどのくらい変化するものなのでしょう。データをもとにご紹介いたします。

【注目記事】70歳代の貯蓄額、円グラフで見てわかる「残酷な貯蓄格差」。後悔しないためのコツも

1. 転職の有無・勤務形態による生涯年収の違いは?

平均的な生涯年収について、独立行政法人労働政策研究・研修機構のデータ(※1)があります。企業の規模や転職の有無、性別、正規・非正規などのカテゴリごとに生涯年収(退職金は含めない)を学歴別に見てみましょう。

[1]転職「あり」・フルタイム正社員・60歳定年
[2]転職「なし」・フルタイム正社員・60歳定年
[3]フルタイム「非正社員」・60歳まで
[4]公務員(国家公務員・地方公務員)

[1]転職「あり」・正社員・60歳定年

失業期間のない転職者(同じような規模の会社に転職)の場合となっています。

企業規模10~99人、転職「あり」・正社員・60歳定年の生涯年収(労働政策研究・研修機構の資料をもとに編集部作成)

企業規模100~999人、転職「あり」・正社員・60歳定年の生涯年収(労働政策研究・研修機構の資料をもとに編集部作成)

企業規模1,000人、転職「あり」・正社員・60歳定年の生涯年収(労働政策研究・研修機構の資料をもとに編集部作成)