4. 生涯年収の見通しをもとに早期からの資産形成を

転職により、退職金・生涯年収に大きな影響が生じることが多いといえそうです。また、失業期間が長くなった場合や、転職が複数回になるなど勤続年数が短くなった場合、影響はさらに広がるものと思われます。事情は様々だと思いますが、人生全体を見渡して慎重な選択をしていくことが大切だといえるでしょう。

また転職の予定はなくても、退職金や生涯年収に不安を感じることもあるかもしれません。教育費や住宅ローン、老後の生活などの具体的なライフプランを立ててみると、必要な資金もはっきりしてきます。早めの資産形成に取りかかることで安定的な生活設計に役立てていきましょう。

参考資料

『ユースフル労働統計2019』労働政策研究・研修機構
「平成31年国家公務員給与等実態調査」人事院
「平成30年地方公務員給与の実態」総務省
『「生涯年収」もっとも高い業種、低い業種は?』LIMO

LIMO編集部