経済力で学力の全てを語るのは無理がある

学力格差を助長するのは経済力、という論調が浸透し「お金で子どもの学力が決まる」と見る向きが強まっています。子どもに様々な体験をさせられるのも、金銭的に余裕があるからです。

しかし、いくら親がお金を持っていて塾通いや沢山の習い事をさせられても、親子のコミュニケーションが不足していたり、家庭内での文化的活動がほとんどなければ「学力向上」は難しくなります。

親子のコミュニケーション、読み聞かせや子どもの情操教育にプラスになる場所へ連れて行くなどし、学力の土台を作っていくことが経済力に関係なく大切なことです。

参考資料

中山 まち子