夏休みを前に、子どもの学習の定着について考えているご家庭も多いのではないでしょうか。

一般的に、家庭の経済力の違いが子どもの機会格差を助長していると考えられています。子どもの能力を最大限に伸ばしたいと多種多様な習い事をして才能を見つける。こうしたことができるのは、やはり経済力がなければ難しいものがあります。

とくに経済力の差が顕著に出てしまうと危惧されているのが学力格差です。

小さい頃から学習系の習い事に通っている子もいれば、家庭の経済的な事情で塾通いが出来ず進学を諦める子もいる。明治から昭和の頃の「貧しい子が必死になって勉強し身を立てる」という立身出世は、おとぎ話のような時代になっています。

しかし、お金があれば必ずしも学力が向上するとは限らないのも真実です。