日本の金利上昇を背景に、個人向け国債への関心が高まっています。長らく低水準が続いていた個人向け国債の金利も、直近では1%台に乗る水準となりました。
一方で、銀行預金の金利は依然として低水準にとどまっており、運用先によっては受け取れる利息に一定の差が生じる可能性があります。
もし今、あなたがまとまった資金の置き場所に迷っているのなら、「個人向け国債」は非常に有力な選択肢です。
本記事では、2月募集分の最新金利データをもとに、1000万円を「大手銀行の定期預金」から「個人向け国債」へ移した場合、1年後の利息にどれだけの差がつくのかをシミュレーションします。安定した資産運用を求める人に知ってほしい、個人向け国債のメリットも解説しますので、ぜひ今後の投資の参考にしてください。
1. 個人向け国債の種類と金利
まずは、2月募集として発表された個人向け国債の金利を見ていきましょう。個人向け国債には大きく分けて3つのタイプがありますが、それぞれの金利(税引前)は以下のようになっています。
- 変動10年(変動金利):1.48%(初回金利)
- 固定5年(固定金利):1.66%
- 固定3年(固定金利):1.39%
今回のシミュレーションでは、金利が高く変動しない「固定5」を例に挙げて、銀行預金との比較を行なっていきます。
