2. 銀行金利と個人向け国債の比較
ここからは、銀行預金と個人向け国債とで実際に比較をしてみましょう。手元に「当面使わない1000万円」があると仮定します。
これを「大手銀行の普通預金」に預けた場合と、「個人向け国債」に預けた場合、1年後に受け取れる利息にはどれほどの差が生まれるのでしょうか。
2.1 大手銀行などの預金(金利0.3%想定)の場合
最近は銀行の預金金利も少しずつ上がってきました。2026年の想定として、ここでは「年利0.3%」で計算していきます。
- 1年間の利息(税引前):3万円(1000万円×0.3%)
- 税金(約20%):約6000円
- 手取り利息:約2万4000円
1000万円を1年間預けても、手元に残る利益としては約2万4000円です。
2.2 個人向け国債「固定5年」の場合
次に、2026年2月募集の「固定5年」タイプの個人向け国債を購入した場合です。
- 1年間の利息(税引前):16万6000円
- 税金(約20%):約3万3200円
- 手取り利息:約13万2800円
このように、税引後の利息としては、1年間で10万円以上の差が生じています。リスクを取って株などの投資をするわけではなく、安全資産の中でこれだけの差が出るのは、非常に大きなインパクトではないでしょうか。