3. 公務員に逆風「ボーナスの削減」
給与面や待遇面で「羨ましい」という声の上がる「公務員」ですが、決して安定しているとは言えない局面もあります。
例えば、2022年夏のボーナスにおいては、会社員が軒並み前回よりアップしているにも関わらず、公務員では10%以上も減少しました。
民間に合わせて調整されるものの、冬のボーナスで法改正が遅れたことを受け、合計しての減となったものです。
また業務内容においても「定時帰宅」は昔のことで、忙しい部署では日付を超えて業務に励む姿も見られます。これからの時期は災害も増えますが、警報が出れば地方公務員は一般職であっても出動します。
夏の予定がなかなか立てられないなど、公務員ならではの悩みも抱えているものです。
給与や待遇だけでなく、こうした事情を知り「やりがい」を持って業務を行えるかどうかが重要になるでしょう。