英単語を言えるように練習する
英単語をいくつか言えるようになる練習もオススメします。ここで大切なのは「言えるようになること」よりも「言えるようになるために覚える訓練をすること」です。
覚えようとする動作を繰り返すことで、短期記憶能力を鍛えることができるからです。言語の学習には、短期記憶が必要不可欠です。
「英語を覚える」という訓練を重ねることで短期記憶の能力が高まります。あまり成果は求めずに、「覚えようとすること」に意味があると思って取り組んでみてください。
英和辞典に慣れ親しむ
中学校に入ってわからない単語に出会った時にどうすればよいか、それを体で覚えるために効果的なのが辞書です。特に最初は紙の辞書を使うとよいでしょう。
辞書をひく過程でアルファベットの順番も覚えられますし、調べている単語と関係のない情報も目に飛び込んでくるので、英語に興味がわく可能性があります。
調べる単語は何でも構いません。ゲームに出てくる言葉や、服や小物に印字された英単語など、日常の中に英語はあふれています。気になったものや好きなものを辞書で調べてみるとよいでしょう。
もしお子さん本人がやりたがらなかったら、大人が調べてみてください。子どもは大人の行動をとてもよく観察しているものです。「なるほど、こういう意味があるんだね!」と大人が発言するだけでも、辞書へのハードルがぐんと下がります。
調べた単語のページに付箋を貼っておくと、たくさん貼られた付箋を見て達成感も味わえるでしょう。