出産費用が高い都道府県ランキング

公益社団法人 国民健康保険中央会が公表している「出産費用の都道府県別平均値、中央値」を参考に、出産費用が高額な都道府県を5つ紹介します。

【出産費用が高額な都道府県トップ5】※平成28年度調査

  • 東京都:62万1814円
  • 神奈川県:56万4174円
  • 栃木県:54万3457円
  • 宮城県:53万5745円
  • 埼玉県:53万1609円

関東を中心に、宮城県もランクインする結果となりました。

出産費用が高騰する理由には、高級産院の増加や無痛分娩の普及、さらに「入院予約金」の支払いや希望していないエステ・マッサージ代が組み込まれているなど多岐に渡ります。

「子どもと家族のための緊急提言プロジェクト」の調査によると、医療機関への入院予約で「予約金」を求められた人の割合は54.4%にのぼるそうです。

また、予約金の金額は5万円以上が61.1%・10万円以上が26.8%・15万円以上が16.6%となっています。

出産費用にエステ代やマッサージ代、特別な食事の料金が組み込まれているケースもあることから、思わぬ形で高額な自己負担を強いられている方が多いと分かります。

先程のランキングは平成28年時点での数値なので、2022年時点での平均値・中央値は更に高くなっていることも考えられるでしょう。