3. 厚生年金の受給額が多い都道府県、少ない都道府県はどこ?
都道府県別に厚生年金の受給額を見ていきましょう。
3.1 厚生年金(老齢年金)の平均年金月額が多い都道府県ベスト5
- 1位:神奈川県(16万6270円)
- 2位:千葉県(16万817円)
- 3位:東京都(15万9393円)
- 4位:奈良県(15万8796円)
- 5位:埼玉県(15万7022円)
予想されていた方も多いかもしれませんが、ベスト5は首都圏が多いという結果になりました。1位の神奈川県は日本全体の平均額の14万円より約2万円も多く受け取っていますね。
それではここからは逆に、平均年金月額が少ない都道府県を見ていきましょう。
3.2 厚生年金(老齢年金)の平均年金月額が少ない都道府県ベスト5
- 1位:青森県(12万2189円)
- 2位:秋田県(12万2695円)
- 3位:山形県(12万4286円)
- 4位:岩手県(12万6274円)
- 5位:鳥取県(12万7306円)
受給額が最も多い神奈川県と、少ない青森県の差は約4万円。地域によって賃金の水準が異なるため、現役時代の収入や加入期間で決まる厚生年金はこのように差が出ていると考えられます。
今後、リモートワークがより広まっていくと結果は変わっていきそうですね。