長文が読めない
リーディングの文章の長さは昔と比べて格段に長くなっています。長文をいかに速く正確に読むかは、高校受験、大学受験においても大事なポイントになっていることは間違いないでしょう。
ところが、長文が読めないと悩む中学生はたくさんいます。特によく聞かれるのが「内容が入ってこない」「読むペースが遅くて時間が足りなくなってしまう」という切実な声。
原因は英語を英語のまま捉えられず、全文を日本語に訳しながら読んでしまっているケース。これでは確実に時間が足りません。
実はここでも音読が効果を発揮します。特におすすめなのは、意味をしっかり理解した文章を音源に合わせて音読すること。音源のペースで文字を追うことができるようになり、読むスピードがアップします。
単に発音するのではなく、意味を理解しながら音読することが大切です。音読をすることで、英語を英語のまま理解することができるようになり、リスニング力も向上します。
最近はQRコードがついている教科書も多く、スマホやタブレットを活用することで手軽に音読練習ができますよ。
まとめにかえて
いかがでしたでしょうか。E先生によると、スペルを覚え、動詞を使い分け、語順を理解し、長文を速く正確に読むことが英語学習には大切とのことでした。これらをひとつずつ達成すると、中学英語はなんとかついていけそうですね。
言語なので覚えなくてはいけないことはたくさんあります。しかし普段から覚えるトレーニングをしていれば、覚えられる量も速さも徐々に向上します。
特に国語力の強化が英語の成績アップにつながるのは、先生方も感じているところのようです。
英語に悩む中学生はもちろんのこと、小学校高学年のお子さんを持つ親御さんは、このあたりも見据えて日々の勉強に活かしていくとよいかもしれません。
LIMO編集部