4. 「標準的な夫婦の年金22万円」とは何なのか
日本年金機構によると、標準的な夫婦が受給する年金は2022年度で月額21万9593円とされています。このことから、標準的な夫婦の年金は22万円と言われるようになりました。
しかし、前述したとおり年金の額は個人差が激しいものです。22万円という金額は「40年間サラリーマンとして平均43万9000円を稼いだ夫と、40年間ずっと専業主婦だった妻」という夫婦を想定したものであり、現代の世帯とは乖離している印象です。
もちろん専業主婦の方もたくさんいますが、40年間一度も働かずに専業主婦というのは少数派ではないでしょうか。
「標準的な」という言葉を聞くと「ほとんどの人にあてはまる」というイメージになりますが、実際には千差万別です。
「将来はいくらの年金をもらえるのか?」と感じたときには、ねんきん定期便やねんきんネットなどで確認するようにしましょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)