食品を中心とした値上げは5月以降に加速しています。株式会社インテージが全国約6000店舗より収集している小売店販売データ、SRI+®(全国小売店パネル調査)によると、2020年平均に比べると下記の値上がりが顕著のようです。

  • キャノーラ油(150%)
  • サラダ油(128%)
  • マヨネーズ(120%)
  • 醤油(111%)
  • 砂糖(110%)
  • レギュラーコーヒー(116%)
  • スナック菓子(106%)

※2022年6月27日公表

出所:株式会社インテージ「全国小売店パネル調査」

物価が上昇するときには賃金の上昇がセットとなるものですが、残念ながら日本の平均年収は上昇する兆しが見られません。

ここ30年は平均年収が400万円台を推移しているのです。

平成を超えて令和でも「標準世帯」となった「年収400万円世帯」。その割合や平均貯蓄額を見ながら、値上げに負けない家計づくりを考えていきます。